2020年より先のSES業界の未来をぼんやりと予測してみたよ

めちゃくちゃな寒さで心が折れそうな今日この頃ですが、ちょっと待ち時間ができたので、SES業界目線で少し先の未来についてつらつら書き殴りたいなと思った所存です。

巷では東芝さんの7000億の負債がやべーとかマイナンバーのサイト「マイナポータル」の動作環境が痺れるよねとか、SI界隈で働く人にとっては年明けから何かと騒がしい1年がスタートしたんじゃないでしょうか。

今日はそんなSES業界でチラチラと話題になっている、2020年以降のお話です。

SES業界の未来は相変わらずぼんやりしてるよ

2020年というと東京オリンピックがあるんですが、統計的にそのあと不況がやってくるんじゃないかと言われています。

今年が2017年で平成29年ですが、天皇陛下の生前退位のお話もあるので、◯◯何年みたいな新しい年号になっているのかもしれないですね。(令和2年てことになりましたね)

僕

あと3年後っていうとだいぶ先のような気もしますが、前回のぼんやり記事も3年前くらいだったので、きっとあっという間なんでしょう

そんな折にSESの営業をやっていてこの先が不安だーという話を耳にしたので、僕なりにざっくりとした見解を書いていきたいなと思います。

前回もSES業界についてぼんやりと書いてみたんですが、今のところ予測通りだなと思ってまして、フリーランスの市場がここ数年で急速に伸びているなーと感じています。

大手のSIerとかはフリーランスとあんまり直接契約したりはしないので、大体エージェント的な企業が1社取りまとめで入っていることが多いですよね。WEB系やゲーム系とかは直接フリーランスと契約してるところもあるので、一概には言えませんが。

SIer周辺の仕組み自体はやっぱり良くも悪くもあんまり変わってなくて、世界的に見てもこれだけ劇的に変化のあるIT業界で、仕組みがずっと変わらないっていうのは1周回って逆に凄いことなんじゃないかと最近思うようになりました。

2020年以降はいくつものSES企業が消える

SESの会社は毎年一定の割合で倒産していますが、2020年以降は結構な割合でぶっ飛ぶ可能性があります。もちろんSESだけじゃなくて受託をやってる会社も、なんだかんだ下請けなので同様です。

逆にいうと2020年まではある程度イケイケで伸びていけば、「ちょっとやそっとじゃ潰れない会社」か「SES以外でも食えてる会社」になることは可能なんじゃないかと思っています。

あと、消えるっていうとすぐに倒産をイメージしてしまいますが、M&Aによる吸収合併や統合なんかで社名が変わったりとかはたくさんありそうだなと。

これから3年後くらい先に嵐が見えているので、小さなボートのような零細企業は今のうちに大きな船に乗り換えておいた方が生存確率は大幅に上がりますよね。

まだ3年あるので今は大丈夫っす。でも3年後も今と同じような状態だったらもしかしたら危ないかもしれないっす。

フリーランス市場はもうちょっと拡大していく

これは世の中の流れ的なものもありますが、会社に社員として所属しないでフリーランスで生きていくという人がこれからさらに増えていくのではないかと予測しています。

大元の単価がそれほど変わらない業界でエンジニアが手取り収入を上げていきたいのであれば、やはり手っ取り早くフリーランスになってエージェント会社と契約した方がいいと考えるのは自然な流れなんじゃないかと思うんです。

こっちの方はSESとちょっと温度感が違うので、Freelance Engineering Serviceとか別の名前にしちゃってもいいんじゃないすかね、FESとか略しちゃうとお祭りイベントっぽくなっちゃいますけど。。

エンジニアの年収が上がっていくのは個人的には大歓迎なので、HRTech界隈の人たちがAIマッチングとか言い出してそんなプロダクトを作りそうな気がしますよね。

僕

きっとアプリで自分にマッチした案件情報をスワイプして選んでいくとかそんな仕様で

フリーランスサービスを提供するプラットフォーム側はここから3年はだいぶ儲かるんじゃないかと思います。フリーランスの総数が増えると稼働数はそれに比例して増えていくので、IPOができるような規模の企業もポコポコ出てきそうな予感がします。

2017年に書いた記事でしたが、そういえばギークスジョブを運営するギークスさんが2019年に上場しましたよね。おめでとうございます!

マザーズ上場!ギークスが改めてスタートラインに立った日。 | ギークス株式会社
ギークス株式会社は、2019年3月20日をもちまして、東京証券取引所マザーズ市場に上場いたしました。ここに謹んでご報告申し上げますとともに、これまでの皆さまのご支援、ご高配に心より御礼申し上げます。上場企業として、改めてスタートラインに立ったギークス。東京証券取引所で行われた上場セレモニーには多くの社員も参加しました。...

2020年以降の予測をざっくりまとめると

まぁ、大体3年後くらい先に嵐が来ると予測されるので、この3年間がSES業界にとっても大きな転換期になるんじゃないかなと思っています。

SESの営業は立場的には船の乗組員だと思うので、今は多分漠然とした不安しかないのかなと思うんですが、仮に船が沈んでも近くの島まで自力でたどり着けるくらいになっておかないとまずいんじゃないかなと。

前に営業のキャリアプランについても記事で触れたので、良かったら参考までに読んでもらえるとありがたいです。

そしてフリーランス界隈は儲かるよーと言いながらも、多くの人がイカダで漕ぎ始めてるのが見えるわけで3年後に悲惨なことになってなきゃ良いなぁと願うばかりです。

僕

フリーランス向けのプロダクトを作って成長させて、3年でバイアウトするのが1番幸せだったりして。。

コメント

  1. アバター くれっち より:

    「2020年以降は結構な割合でぶっ飛ぶ可能性があります」とおっしゃってるのは景気が悪くなる可能性が高いからでしょうか?逆にいうと景気が悪くなるとSES市場は縮小するのでしょうか?イメージ景気悪化により人件費の変動費化が求められるので結果、SESはそんなに影響をうけないというシナリオもある気がしますが

    • 8dsbiz 8dsbiz より:

      めっちゃ亀レスですが、ここで書いたのは2020年以降は景気が悪くなる可能性があるということですね。逆に2020年まではむしろバブル的に好景気になるんじゃないかなと思っています(仮想通貨界隈なんかは2017年からバブルっぽくなってたりしますが)。
      >逆にいうと景気が悪くなるとSES市場は縮小するのでしょうか?
      確かに外注化が進む可能性もありそうですが、景気が悪化すると大元の案件が一気に縮小していくので、過去の状況を鑑みると下請けという立ち位置にいる以上は影響が出ると思っています。これは業界の構造上致し方ないのかなと思っていますが、やはりゼネコンと似ちゃいますよね。
      とはいえ景気が悪化している状況でも伸びていく企業はあるので、これから先は変化していくことができない企業が危ういんじゃないかなーと思ってたりします。