SESで起業するためのノウハウ垂れ流し②

世間はハロウィンでふわふわとした空気が流れていますが、SES的には月末で朝から案件情報や人材情報が飛び交っていますね。今日は前回のSESで起業するためのノウハウ垂れ流し連載の続きです。今回は事前に必要なものについて解説していきたいと思います。

SES事業を始めるのに最も必要なのは運転資金

これまで2度SES事業を立ち上げからやってきましたが、1回目は500万円、2回目は300万円でスタートさせました。0からの立ち上げだったのと、役員報酬や家賃などは最初はミニマムスタートだったのでだいたいこれくらいあれば足りました。最初から採用広告をガツンと打ってプロパー中心で一気に増やしていくのであれば1000万円くらいは欲しいところ。

前回お伝えしたように、入金サイクルが肝なので常に給与支払いが2回転〜3回転は回せるくらいの余裕と、あとは営業や管理をどれくらいの人数でスタートさせるかによってバーンレート(1ヶ月にいくらお金を失うかを表すもの)が変わってきます。また、資金の集め方ですが2、3人で持ち寄って自己資本で集める方法もありますし、それ以外にも一部出資を受けたりとかもっと少ない資本でパートナーだけでやり始めたりなど色々な方法はあります

SESで起業するためのノウハウ垂れ流し①

2016.10.05

資金調達については会社を興す上で最も重要なのと、ファイナンスは一度失敗してしまうと後戻りできなくなってしまったりするので、会社を作る前にファイナンスについて学んでおくと良いでしょう。あとは創業融資とか助成金なんかも色々あるので、調べておいて損はないと思います。

「起業のファイナンス」はもはやベンチャー起業のバイブル的な本になってますね。

SESの契約関係で諸々必要なもの

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この記事はSESを既に経験している人向けに書いてるので説明はある程度省きますが、基本契約書、NDA(秘密保持契約書)、注文書、注文請書、請求書、スキルシートのフォーマット、などがあれば営業活動する上で大体事足ります。あとは顧客にもよりますが、見積書くらいでしょうか。SESの営業をしていればこれらのフォーマットは比較的容易に手に入るかと思いますが、そのまま使用すると色々と問題があったりするので中身の精査をして改修したり、スキルシートなんかは自社向けにカスタマイズして使いやすくする工夫をすると良いでしょう。

特定派遣の届け出とか36協定とか会社に必要なものは、その都度準備していく形で良いと思います。最近は起業パックみたいなものもあるので、自分で用意するよりもある程度アウトソースしちゃって、営業活動にいち早く専念できるようにすることが大切です。

SESの営業がどれくらいで起業できるかの目安

これはあくまで自分の肌感覚なのですが、SESの営業として単独で20〜30名くらい稼働させることができているなら、自分で独立して起業してもある程度はうまくいくのではないかと思っています。実際に社長が1名で営業をやっていて十数名の会社で食えてる会社なんかもたくさんありますよね。パートナーもゴリゴリ営業ができる人なんかだと、キャッシュフローを安定して回せたりするので最初から売上をどんどん増やすこともできます。

あとは起業した時にどれくらいの人が味方になってくれるかどうかが大事なんですが、新しい会社を作った後でもすぐに取引してくれるとこが最低でも5社以上あればなんとかなるんじゃないかなと。新規の会社ってどうしても信用が無い状態なので、特にパートナーで会社を大きくしていこうとするのであればこの辺で苦労するんじゃないかなと思います。

今回は感覚値的な内容になってしまいましたが、これはあくまで自分が経験した上での見立てなので参考程度に見ていただけるとありがたいです。またこの連載はSESの営業をしている人が0から立ち上げるパターンとして想定していますが、全くSESの営業ノウハウがない場合や別で事業を行なっていて、SES事業を新規で立ち上げたいなんて場合なんかは戦略が変わってきますのでご注意ください。(そういえばそんな相談も受けたりしてたような気がします。。)

ABOUTこの記事をかいた人

SES営業の10年選手です。SESでの起業経験あり。人事、法務、労務、経理、総務、マネジメント、マーケティング、WEB/アプリ開発、と守備範囲は広いですが程よく適当です。PokemonGO頑張ってます。